マイフェバ!

自分の好きなもの、お気に入りのもの、こだわりのあるものを語ります

マイフェバ!その2

自分の好きなものやお気に入りのものを、時には熱く時にはゆるく語る「マイフェバ!」その2です。

 

今回は「第九」です。正確には、ベートーベン作曲交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」です。長いですね、一息で言えるかどうか(笑)

 

元々高校時代には合唱をやっていたのですが、興味を持ったのはその頃ですね。

 

たまたまテレビを見ていると、「第九ひろしま」の募集CMが流れてきました。広島にある「中国放送」という民放テレビ局が主催ずる演奏会です。

広島サンプラザという多目的ホールがオープンした時に、その記念で行われたのが最初です。中四国地区では唯一のブロの交響楽団「広島交響楽団」の演奏で、合唱団は一般公募です。

そのCMを見て、ぜひとも参加したい!と思ったのがきっかけですね。

結局は、広島に通う時間も取れないので、参加してことはできなかったのですが、それでも大学四年間は、毎年演奏会に足を運びました。

 

社会人になってからはずっと遠ざかっていたのですが…

と、ここからは、ずっと隠してきた話を。もう時効、というわけでもないでしょうけど。

 

2011年11月に名張市に来たのですが、その翌月に、第九の演奏会があることを知りました。

「久しぶりに第九を聞いてみようかな」と思ってチケットを買って、当日会場へと足を運びました。

 

第一部は、確か「フィンランディア」の合唱曲だったと思います。指揮と合唱が微妙にずれているように聴こえました。

で、これでは第九も期待できないなと思い、第一部が終わってから会場を出ました。怒り心頭という感じでしたね、プログラムも捨てましたから。

 

で、翌年。

たまたま聴いていた「FMなばり」の番組で、「今日は第九の無料体験会があります」と聴いて、ふと思い立って参加してから、今に至るということですね。

その前の年に、あんなに散々文句を言っていた舞台に、その翌年には立っているという(笑)

 

名張第九を歌う会」に参加した当初は、「去年の演奏会、聴きました!」とにっこり笑顔で言っていましたが、全然嘘です(笑)

まさか、「気に食わなかったので、途中で帰りました」とは言えないですからね?(笑)

 

もし、名張に来た当初の自分に会えるのであれば、会場を出て帰ろうとするところを、必死に説得するでしょうね?

「入場料なら、僕が払うから!」とか言ってみたり(笑)

「最後まで聴いて、損はないから!」とか言ってみたり(笑)

 

まあでも、わからないですよね。ふとしたきっかけで、清水の舞台から飛び降りることもありますからね。

多分ですけど(笑)